X(Twitter)で運用アカウントを伸ばすために知っておくべきX(Twitter)のアルゴリズムや仕組み

  • URLをコピーしました!
目次

X(Twitter)で企業アカウントを伸ばすための仕組みやアルゴリズムを知る

※2023年7月24日に「Twitter」から「X」へ名称変更しました。それに伴い 投稿=「ツイート」から「ポスト」、シェア=「リツイート」かせ「リポスト」、引用リツイート=「引用」と呼ぶようになりました。

X(Twitter)のコーポレートサイトにこう書かれています。
「今、世の中で起きていること。今、⼈々が語り合っていること。それが、Twitter」

「今」おきていることを「語り合う」場所を提供しているのがX(Twitter)です。X(Twitter)社のミッションでもあります。

X(Twitter)で企業アカウントを運用する時に重要なことの1つはアルゴリズムや仕組みを知ることです。
アルゴリズムはX(Twitter)社の掲げるミッションと深く関係しています。

反応を得るために一生懸命コンテンツを考えてツイートしても見てくれる人がいなければ単なる「ひとり言」になってしまいます。

マーケティングや広報、PRの観点から言っても出来るだけ多くの人たちにポストを見てもらいたいものです。
そのためにはX(Twitter)の仕組みやアルゴリズムを知り、アカウント運用をする必要があります。

Twitterの2つのタイムライン表示

まず知っておきたいことはX(Twitter)は2つのツイート表示があることです。
画面上部で切り替えることのできる「おすすめ」と「フォロー中」の2つから表示の選択できます。

「おすすめ」: フォローしているユーザーのおすすめポストやスレッド、フォローしているユーザーのリポストや引用、フォローしていないユーザーのおすすめのポストがランダムに表示。

「フォロー中」: フォローしているユーザーのポスト、リポスト、引用、スレッドが時系列で表示されます。

Twitterでアカウント運用をする上で知っておくべき8つのアルゴリズムと攻略法

X(Twitter)社は特にアルゴリズムや仕組みについて公開している訳ではないので、あくまでも傾向などを基にした解説をします。

より多くの人たちへポストを見てもらうための8項目は以下です。

①一貫性を持ったアカウント運用
②ポストの鮮度
③反応率
④ユーザーとの親密度
➄ポストの滞在時間
⑥ポスト頻度が多いアクティブユーザー
⑦X(Twitter)の外へ移動させないポスト
⑧トレンドに便乗したポスト

①一貫性を持ったアカウントを運用

特定のカテゴリに特化したポストをすることで特定のカテゴリに属したアカウントであると認識され、そのカテゴリに興味関心のあるユーザーのおすすめとして表示される傾向があります。

またアルゴリズムとは関係ありませんが、一貫性のあるポストをしているアカウントに興味を持ったユーザーがフォローしてくれる傾向があります。これはX(Twitter)限らずSNS全体に言える事です。

②ツイートの鮮度

X(Twitter)社のミッションは「今を語り合ってもらう」場所を提供しています。
そのことから投稿コンテンツの鮮度は重要になります。時間が経過したポストは鮮度が低下するため、後から伸びる事はおこりません。

仮にX(Twitter)検索から情報を探しているユーザーがいて時間が経過した古いポストを見つけてくれた時に伸びる事も考えられますが確率的には低い言えます。

③反応率

ポストに対する反応数・反応率もアルゴリズムの指標(シグナル)となっています。
「いいね」「コメント」「リポスト」「引用」にそれぞれの指標ポイントが決めらて加算される仕組みがあることはSNS全体においても容易に考えられます。

そのためフォロワーやターゲットユーザーへ向けて興味関心度の高いニーズのあるコンテンツをポストする必要があります。

興味関心度の高いニーズのあるポストは競合や同カテゴリで伸びているポストを収集して傾向分析してみると成功法がつかめてきます。他にもやり方はありますが一番の近道は伸びているポストを分析することです。

④ユーザーとの親密度

DMやコメント、いいねやリポストをしているユーザーとは親密度が高いと評価されアルゴリズムのシグナル(指標)に加算されます。

フォロワーやターゲットユーザーのポストに「コメント」「いいね」「リポスト」「引用」やDMなどを積極的に行いユーザーとコミュニケーションを取ることによって相手側も反応し相互に親密度を形成することができます。

➄ポストの滞在時間

ポストを瞬時スクロールされてしまうポストと目を止めてポストを見てもらうことでは興味関心度の違いがうかがえます。
アルゴリズムはそうしたポストの滞在時間も指標としています。

X(Twitter)は140文字以内のテキストと画像や動画を添付したポストができるので、フォロワーやターゲットを惹きつける投稿コンテンツが重要です。

滞在時間を延ばすには投稿コンテンツの質が重要ですが、X(Twitter)は最大4枚の画像または動画を添付することができるのでより長い投稿に接触してもらうためには動画や画像コンテンツを提供したり、スレッドを立てるなどの工夫をするなどして滞在時間を延ばす必要です。

この滞在時間をあげるためのポストも「反応率」と同様で自社アカウントや競合、同一カテゴリで反応の良いポスト収集し傾向分析してコンテンツを作ります。

⑥ツイート頻度が多いアクティブユーザー

ポストの多いアカウントはフォロワーのX(Twitter)利用時間を延ばすことができるためアルゴリズムの指標の1つにしている可能性も考えられます。

X(Twitter)の利用頻度が高く、ポスト回数が多いアカウントはX(Twitter)にとって優良アクティブユーザーでX(Twitter)から好まれるアカウントになることでしょう。

⑦X(Twitter)の外へ移動させないツイート

X(Twitter)社はより多くの時間をX(Twitter)に利用してもらいたいハズです。
より多くの時間をX(Twitter)に費やしてもらえればX(Twitter)社のビジネスモデルの1つである広告を表示させることに貢献することができます。

こうしたことからも分かる通り、X(Twitter)の外部へ移動させるポストはX(Twitter)は嫌うはずです。
つまりアルゴリズムのシグナル(指標)の減算になることが想像つきます。

例えばリンク付きポストで多く見かけるのがYouTubeやInstagram、TikTokなどの他社SNSへのリンクが貼られたポストです。これは減算対象になるでしょう。YouTube動画はツイート内で観る事は可能ですが外部へ移動されて閲覧されたりInstagramやTikTokへ移動されてしまえばX(Twitter)にとってはマイナスでしかありません。

実際に「いいね」「リポスト」などが多くついているアカウントのポストで外部リンクを貼ったポストとX(Twitter)内で完結しているポストを見比べると外部リンクをつけたポストは「いいね」「リポスト」の数が少ない傾向があります。

つまり外部リンクのあるポストは減算対象となるため「おすすめ」ポストに通常より表示されない様に仕組みにとしてあることが考えられます。

企業アカウントであれば例えば自社運営しているECサイトやLP、オウンドメディアサイト、他SNSなどへのリンク先を見てもらいたい思惑はあると思いますが、X(Twitter)の外へユーザーを移動させてしまえばアルゴリズムの指標からみると減算対象となるため余り頻繁に外部へ移動させる様なポストは控えた方が良いと言えます。

⑧トレンドに便乗したツイート

アルゴリズムの観点とは異なりますが、ツイートをより多くの人たちへ見てもらうための手法の1つをご紹介します。

X(Twitter)トレンドに便乗したポストをすることです。

X(Twitter)には「おすすめ」と「トレンド」がありX(Twitter)トレンドは良く見られています。
トレンドとはX(Twitter)で「いま」多く言及されているワードがトレンドに乗ります。

X(Twitter)のトレンドワードと企業アカウントのビジネスと関連付けられる様であれば、その様なポストをすることでポストを見てもらえる確率が高くなり興味関心を持ってもらえればエンゲージメント率の向上も期待ができます。

ここでも繰り返しになりますが、どういったトレンドポストが伸びているか傾向分析を行って投稿コンテンツを考えると良いでしょう。

認知を伸ばすためのX(Twitter)マーケティングはクチコミが重要!

X(Twitter)に限らずSNSはリアルな友達や趣味趣向で繋がるユーザー同士の交流の場です。

ユーザーが主体となったその交流の中に商品やブランドのクチコミが多く言及されることによって認知から購買、シェアまでの意識、行動、態度変容がおきやすい傾向があります。

クチコミの信頼度は誰が言及しているかが最も重要で、身近な友達のポストは目に留まりやすく会話も発生しやすいため親しい友達や知り合いのクチコミの認知や信頼度が高いことが分かります。

ソーシャルメディア・SNSマーケティングでは商品やブランドのクチコミ創出とクチコミを広げるためにユーザーの行動を分析し施策を立てて実行することが最も重要です。

特にX(Twitter)はリポストと引用と言う機能があるのでクチコミの拡散に長けているため他のSNSと違って情報の伝播はしてもらいやすいと言えます。

口コミが自然発生する第一条件は良質な商品を提供している事と話題性です。

需要がなかったり、粗悪な商品はいくら広告費をかけてPRしたとしても悪いクチコミしか上がってこないのでお金をかけたPRは先々を考えても逆効果になります。
良質なクチコミ創出を考えるなら広告やマーケティングではなく、第一に商品の質を見直すためにリサーチ等を行い商品の改善をはかるための企業努力が必要です。

ソーシャルメディア・SNSマーケティングではアカウント運用とコミュニケーション、クチコミ創出をセットにして取り組んでいければ顧客の意識、行動、態度変容が期待出来て結果的に企業の目的、目標に繋がっていきます。

戦略設計・アカウント運用・クチコミ創出まで我々にお任せ下さい

ソーシャルメディア・SNSマーケティングで企業の目的を達成するならクチコミ創出、媒体特性やアルゴリズムを理解した上でのアカウント運用、ユーザーのニーズやジョブを解決するコンテンツ提供、フォロワーとのコミュニケーションが重要です。これらの基盤はアカウント設計と言っても過言ではありません。
クライアント様がご希望される課題やお悩みを解決する支援をしています。

ソーシャルメディア・SNSマーケティングに関する課題やお悩みを解決いたします!
お気軽にお問合せ下さい

ソーシャルメディア・SNSマーケティング支援サービス

ソーシャルメディア・SNSマーケティング支援サービス

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次