Twitter(x)やInstagramなどSNSアカウントの初期設計から運用をはじめるまでを解説

  • URLをコピーしました!
目次

ソーシャルメディア・SNSマーケティングをスタートするまでの流れ

①X(Twitter)やInstagram、TikTokなどで競合や同業種系アカウントを調査

X(Twitter)やInstagram、TikTokなどの各媒体で競合企業や同業種系のアカウントを探してどんな反応を得られているか調査します。

例えばinstagramで同ジャンルのカテゴリ名で検索して1万フォロワー以上のアカウントまたは競合アカウントを3~5つ程度抜粋して、それらのアカウントの投稿は良い反応をもらえているか、instagram上でポテンシャルのあるジャンルかを確認します。伸びているアカウントを見つけたら自社アカウントの運用で参考にしましょう。ただし丸パクリはアカウント運用ではマイナス要素になりかねないのであくまでも参考にする程度が良いでしょう。

SNSに向いていないジャンルもありますが、その様なアカウントを探して全体的にフォロワー数が少ない、反応が良くない様であれば、そのジャンルはinstagram上ではポテンシャルがないか、またはコンテンツの質が良くないかを疑います。

その場合、自分がユーザーの立場に立ち魅力的なコンテンツであるかを判断してください。

もしジャンル的にポテンシャルがないと判断した場合はアカウント運用に時間や労力を費やすよりも素直にSNS広告を回した方が効率的です。ただしSNS自社アカウントを運用する方たちが楽しんで会社のために取り組めることが何よりも大切ですから損得勘定なしでアカウント運用することは否定できません。

②アカウント・プロフィール設計・設定

X(Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSではブランドの世界観や一貫性のある投稿が重要です。
アカウントの投稿内容をブレさせずに誰にどんな価値を提供するかを設定して一貫性を持った運用を行います。

アカウント運用は分析など行い状況に応じて軌道修正していくことが一般的ですが最初から勘でやってしまう事は避けつつ、最初は余り深く考え過ぎずに競合を参考に誰にどんな価値を提供するか「投稿コンテンツの一貫性」を決めて始めても良いと思います。

最初にやるべき事は上手くいっている同ジャンルアカウントを3~5つ以上見つけて傾向分析をします。
分析方法は以下です。

それぞれのアカウントの投稿(投稿数が多すぎる場合は50~100程度をランダムに抜粋して)の平均「いいね数」を出します。
その投稿の平均「いいね数」よりも上をいっている投稿を洗い出してその投稿にあるキャッチコピーやキーワード、投稿のデザイン、使っているカラー、書体なんかを参考に自分の言葉に置き換えた投稿を30以上作成して毎日または2日に1度は投稿できる様に約一か月分の投稿コンテンツを作成して準備します。

実際にそれらを投稿すると反応の良い投稿と反応の悪い投稿に分かれてくるので反応の良い投稿を纏めてそれらの傾向分析をします。またその結果は自社アカウントに求められている方向性と受け取ることができます。

注意したい点はインプレッション数、エンゲージメント数、リーチ数、いいね数、保存数などのエンゲージメント数に左右されてしまいコンセプトがブレてしまう事です。

設計したコンセプトがブレてしまうと、せっかくフォローしてくれたユーザーがフォロー解除したり、投稿を見てくれなくなりアカウント運用の失敗パターンに陥ってしまいます。

もし投稿内容の方向性を変えたいのであれば、コンセプトを改めて設計しなおすことをお勧めします。

アカウント設計方法

①調査
商品を使っている顧客の声やSNS上にあるUGC(クチコミ)、ECサイトにあるレビュー、Yahoo知恵袋などで悩み、課題、市場のニーズなどの顧客の声を調査します。また競合がwebサイトやSNSを使ってどの様な訴求をしているか調査します。

②商品の持つメリット(機能的価値や感情的価値)とベネフィット(機能的価値や感情的価値によっておこる顧客の利益)から価値提供(顧客へ提供できる真の価値)を考えます。

③ペルソナの設定
メリット(機能的価値や感情的価値)とベネフィット(提供価値)を求める架空の人物像を設定(ペルソナ)して考え方や行動を設定します。

④インサイトを考える
インサイトとは「物事の本質を見抜くこと」「洞察」です。
マーケティングにおいては消費者の無意識な購買行動の根底にある切っ掛けを消費者インサイトと言います。
③で設定したペルソナを基に架空の人物の本質を考えます。

➄コンセプトを考えます。
これまで考えてきたことを軸に誰にどんな価値を提供するか?を設定します。

③プロフィール設定方法

※ここから先はインスタグラムを例にしています
アイコン、名前、プロフィール内容や、投稿コンテンツはプロフィールページを見てくれたユーザーにとってフォローするかの判断材料になります。これはX(twitter)、TikTokなども同様です。

プロフィールアイコン

プロフィールページを開いたときのファーストインプレッションで一番目に入るのがアイコンです。

多くのユーザーはアイコンで〇〇〇のアカウントの人と認知する傾向があるのでシンプル、見やすい、覚えやいなどの視認性を意識してアイコンを作成すると良いでしょう。複数の物や色が写り込んでいる様な情報量の多いアイコンは覚えてもらいずらいのでお勧めしません。また一度決めたアイコンは変更しないことをお勧めします。

ここでも成功している同業種アカウントのアイコンを調査してどの様なアイコンを使っているか参考にすると良いでしょう。ただし差別化が必要なので真似をするのではなく成功しているアカウントのアイコンの傾向を分析して参考にする程度にしましょう。

例えば成功しているアカウントは背景色が白でメインは黒のキャラクターになっている、必ず数字が入っているなど傾向があるハズです。そうした規則的な点を見つけて活かしましょう。

名前とユーザーネーム

次に目が行く所は名前またはユーザーネームです。

基本的に覚えやすい名前と情報発信するジャンルが伝わる様な文言をセットに作成することを推奨しています。
プロフィールページを見てくれたユーザーにどんなアカウントなのか一瞬で伝わる様な名前+ジャンルが伝わる文言を作成します。

特に企業名やブランド名、商品名が認知されていないのであればジャンルが伝わる文言をプラスした名前があると分かりやすいと思います。

ユーザーネームでアカウントを覚えているユーザーもいるのでここにも長すぎず分かりやすいユーザーネームを設定と望ましいです。

プロフィール文

まず文章は見てもらえてないことを大前提で考えます。
長い文章はほとんど見てくれないので出来るだけ短くこのアカウントは何か、どんな情報や価値を提供してくれるのか斜め読みしても伝わる様なプロフィール文を作成します。

ここでも成功している競合や同業種アカウントのプロフィール文を調査して参考にすると良いです。

投稿コンテンツ

プロフィールページを見てくれたユーザーは必ず投稿コンテンツを見てまたこのアカウントの投稿を見たいか、自分にとって興味やメリットがあるかを瞬時に判断してフォローするか決定します。

ここで重要な事は投稿コンテンツに一貫性を持たせる事です。
アカウント設計で決めたブランドや商品の持つメリット(機能的価値や感情的価値)とベネフィット(機能的価値や感情的価値によっておこる顧客の利益)から価値提供(顧客へ提供できる真の価値)を決定しそこからブレないコンテンツを投稿していきます。

もしも投稿コンテンツの方向性を変えたい、ブレてきたと感じた時はブランドや商品の持つメリット(機能的価値や感情的価値)とベネフィット(機能的価値や感情的価値によっておこる顧客の利益)から価値提供(顧客へ提供できる真の価値)を再度見直してみるると良いでしょう。

最初は最低限15~30投稿分の投稿コンテンツを用意しておきましょう

プロフィールページの投稿スペースを見てもらうと分かりますが、15~30投稿以上あった方が見栄えは良いです。

アカウント運用を開始して毎日投稿コンテンツを考えて作成することが負担になってしまう方もいるので、アカウントを作る前にどんなコンテンツを投稿するか事前に30投稿分程度は決めておいた方が気持ち的に楽になれます。

アカウント運用は分析を繰り返し成功法を見つけ出す事が重要です。
最初から完璧にやろうと考えず順序立ててマーケティング活動を行うことをお勧めします。

SNS・ソーシャルメディアが一般的に普及して利用者数も多いので、アカウント運用をゼロから考えるよりもすでに成功しているアカウントの持つ傾向を見つけて参考にしながら自社ブランドや商品のメリットやベネフィット、ブランドとして発信したいメッセージ、認知や想起してほしいキーワードことなどを当てはめた投稿コンテンツ作りが効果的です。

戦略設計・アカウント運用・クチコミ創出まで我々にお任せ下さい!

ソーシャルメディア・SNSマーケティングで企業の目的を達成するならクチコミ創出、媒体特性やアルゴリズムを理解した上でのアカウント運用、ユーザーのニーズやジョブを解決するコンテンツ提供、フォロワーとのコミュニケーションが重要です。これらの基盤はアカウント設計と言っても過言ではありません。

ご希望される課題やお悩みを解決するための支援を行います。

ソーシャルメディア・SNSマーケティングに関する課題やお悩みを解決いたします!
お気軽にお問合せ下さい

ソーシャルメディア・SNSマーケティング支援サービス

ソーシャルメディア・SNSマーケティング支援サービス

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次