Instagramで自社アカウントを成長させるには発見タブやおすすめに載ることです
Instagramの自社アカウントを伸ばすために必要な事は以下です。
・instagramに好かれるアカウントを作る
・投稿コンテンツの露出を増やす
・エンゲージメント率をあげる
・フォロワーを獲得する
そのため既存顧客やターゲットとなるそのうち顧客のニーズやベネフィットを考えたコンテンツの提供が第一でそれらのコンテンツが「発見タブ」や「おすすめ」に載ることで露出が一気に増えて「いいね」や「コメント」「保存」などのエンゲージメント率が向上しフォロワーも獲得も期待できます。
投稿コンテンツを見てもらう為にハッシュタグを色々と考えてもハッシュタグから投稿コンテンツを見てもらえる確率は非常に低いと言えます。また一時期はインスタ映えなんてワードも流行りましたが、今はアカウントの成長には余り関係しません。
インスタグラムが開催している”イベントIG DAY TOKYO”でmeta社が毎年繰り返し言っていますがインスタグラムのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。
まだフォローしていない新しいアカウントや投稿コンテンツと出会うきっかけとして「発見タブ」や「おすすめ」に露出してくれます。
そのためには「発見タブ」や「おすすめ投稿・おすすめアカウント」に載る必要があります。
「発見タブ」や「おすすめ投稿・おすすめアカウント」に載るにはInstagramのアルゴリズムや仕組みを理解する必要があります。
2021年6月8日にInstagram公式ブログでアルゴリズムや仕組みについて概要的な発表がありました。
※以下は過去にinstagram公式ブログでアルゴリズムについて解説したページです。
Instagramの仕組みを解き明かす
しかしこの発見タブやおすすめに載ることは簡単なことではありません。
Instagramに好まれるアカウント作り5点
アカウントを成長させるには第1にInstagramから好まれるアカウントを作る事です。
Instagramの主なビジネスモデルは広告です。
Instagramはより多くのユーザーへ広告を表示させたいといった思惑があるハズです。
そのためInstagramにより長く滞在してもらえる投稿コンテンツを提供しているアカウントを優先することが自然と考えられます。
Instagramに好まれるためのアカウント作りは以下を考えます。
・滞在時間を延ばせる投稿コンテンツの作成
・投稿頻度は出来るだけ多くする
・外部リンクさせない※特に競合であるTikTokやYouTube、twitter(x)へのリンクは出来るだけつけないこと
・保存を含む「いいね」等のエンゲージメント率をあげる
・フォロワーとDMやコメント返し等コミュニケーションを取る
ここのあげた項目はアカウントを成長させるために常に意識したい点です。
Instagramの発見タブに載るために質の良い1,000フォロワーを目指しましょう
発見タブに載りやすいアカウントの傾向はフォロワー数が最低ライン1,000人以上のアカウントです。
ジャンルによっては1,000フォロワーぐらいから発見タブに乗りやすくなりますが、同ジャンルの情報を発信している競合アカウントが多い場合は1万フォロワーを越えると発見タブに乗りやすい傾向があります。
これは発見タブに載っている投稿のアカウントを分析していくと分かります。
発見タブに載るための条件として質の良い1,000フォロワー獲得を目指します。
ただしむやみにフォロワー数を増やせばいいという事ではありません。フォロワーの質にこだわりましょう。
なぜなら投稿コンテンツを見てもくれず、リーチやエンゲージメントに貢献してくれないフォロワーを増やしても、アルゴリズムの指標となるエンゲージメント率に悪影響を及ぼすだけでアカウントの成長を阻害する要因になってしまいます。
自社アカウントが投稿したコンテンツに反応してくれたり、自社の商品やブランドのクチコミ/UGCをしてくれる協力者=質の高いユーザーと定義して運用することが適切です。
Instagramに好まれるアカウントの基盤作り
エンゲージメント率をあげるための質の良いフォロワー獲得
アルゴリズムで重要な指標の1つであるエンゲージメント率は投稿のリーチ数に対する反応率です。
エンゲージメントは「いいね」よりも「保存数」を重要な加算ポイントにしています。
エンゲージメント率
(例)リーチ数:10,000、いいねやコメント、保存などのエンゲージメント数が120
エンゲージメント率:1.2%
リーチ数:250、いいねやコメント、保存などのエンゲージメント数が100
エンゲージメント率:40%
どちらの方がエンゲージメント率が良いかというと当然後者です。
極論を言ってしまえばリーチ数100に対してエンゲージメント数が100あればエンゲージメント率は100%ですから高評価されるハズです。
フォロワーとコミュニケシーョン
フォロワーを獲得しても投稿コンテンツにリーチやいいねやコメント、保存等のエンゲージメントしてもらえなければ、発見タブやおすすめに載るアルゴリズムの指標に加算されません。
せっかく獲得したフォロワーにエンゲージメントしてもらうには、フォロワーとコミュニケシーョンを取ります。
フォロワーとコミュニケーションを取る目的はフォロワーとの親密度を上げて投稿コンテンツのリーチ数やエンゲージメント率をあげて発見タブに乗りやすいアカウントを作るためです。
親密度が上がれば投稿コンテンツをアップした時にフォロワーのフィード投稿の上位やストーリーズの左側に投稿が表示されやすくなることや、アカウントに対して好意的な気持ちが働きいいねやコメント、保存などのエンゲージメントに貢献してくれる傾向があります。
世界観が特殊なハイブランドや芸能人などではない限りフォロワーと常にコミュニケシーョンを取る必要があります。
このフォロワーとのコミュニケシーョンは主にストーリーズで行います。
アンケートや質問箱を利用してフォロワーに参加してもらいコミュニケーションを取ったり、DMに来た質問の回答などをストーリーズで公開して他のフォロワーからも更に質問もらいやすい環境を作りコミュニケーションを取ったり、その他にも様々な手法を用いてフォロワーとの関係性を築いていきます。
特にDMは親密度が高くなる重要な加算ポイントですので、より多くのDMが貰える様に施策を考えてみると良いと思います。
このフォロワーとのコミュニケーションを疎かにしてしまうとアカウントの成長は難しいと言えます。
リンクから外部サイトへ移動させない
Instagram内でリンクを貼って外部へ移動させる方法にはプロフィールページに記載することとストーリーズ投稿にリンクを貼ること、広告、ショップ機能です。
特に競合にあたるTikTok、YouTube、twitter(x)などへは移動させてしまうとInstagramへ戻ってこなくなって可能性が危惧されるためアルゴリズムの指標としては減算対象になることでしょう。
投稿コンテンツの滞在時間を延ばす
ユーザーにより多くの時間をInstagramに費やしてもらえればInstagramは好意的です。
そのためアカウント運用ではユーザーの滞在時間を延ばせるフィード投稿やストーリーズ、リール投稿を目指します。
滞在時間を伸ばせるアカウント投稿はアルゴリズムの指標の加算になります。
滞在時間を延ばすためのコンテンツ作り
滞在時間をあげるには、instagramユーザーのジョブやニースを解決する投稿コンテンツを提供することは必須です。
どういった投稿コンテンツが需要があるか?は分析する必要があります。
例えばInstagramでアクティブな競合や同ジャンルのアカウントを見つけて「いいね」「コメント」なとが多くついて伸びているアカウントの投稿を探し傾向分析して、それらから得た事を活かしたり商品やブランドと関連した顧客の課題や悩みを解決する投稿コンテンツなどを提供します。これらのコンテンツは伸びやすい傾向があります。
提供する投稿コンテンツで注意したい事は、商品やブランドの広告的なPR投稿は頻繁に行わず、自社アカウントと関連性の高いユーザーのジョブやニーズや顧客目線で考えられた投稿コンテンツを提供する事を常に心掛けましょう。
フィード・ストーリーズ・リール別・滞在時間を延ばす方法
フィード投稿 : カルーセル形式の投稿にすることで横にスワイプして投稿を見てくれるため滞在時間を延ばすことができます。
この場合、フィードに表示される1枚目のコンテンツに惹きつけるタイトルをつけること、2ページ目で課題や悩みなどを訴求して惹きつけられるかが重要になります。後はそのコンテンツ内容自体が重要です。
動画にすると単純に滞在時間が延ばせますが勝負は1～2秒です。
多くのユーザーは1～2秒で離脱します。1～2秒で惹きつけられるコンテンツ作りが重要です。
ストーリーズ : 単純に投稿数が多ければ他のアカウントへスライドされない限りストーリーズへ投稿したコンテンツに多くの時間を使ってくれます。フィード投稿と同じくどれだけストーリーズに惹きつけられるかが大切です。
1つのストーリーズ投稿では最大60秒の長さの動画が投稿可能です。画像であればを2～3秒で次へ変わってしまうので例えば5枚の画像をストーリーズへ投稿すると最大で15秒の滞在時間を得ることができる計算になります。
またアンケートや質問箱などの機能を使ってユーザーとのコミュニケシーョンを取ることで同時に滞在時間を延ばせる傾向があるため、そうした滞在時間を増やす施策を考えて実施することもお勧めします。
しかしストーリーズはフォロワーとコミュニケシーョンを取っていないと表示されず見てもらいずらいので出来るだけフォロワーとコミュニケーションを取る必要があります。
リール : 15秒、30秒、60秒、90秒の中から動画をアップすることができます。
動画コンテンツは1～2秒で勝負が決まるので動画制作は再現性が難しいですが、瞬間的に興味関心を得る事ができて惹きつけられる様なコンテンツは視聴時間を稼ぐことができます。
パッとみて何か分からない動画や結論が遅すぎる動画は嫌われやすい傾向があるので、そうした事を考慮した動画制作が必要です。
例えば動画は数秒同じ画は流さず常に動きのある動画にすることや同じ動画が数秒続くにしてもテキストで動きを付けるなどの工夫が必要です。
質の良いフォロワー1,000人獲得までにやるべきこと
先に書きましたが、発見タブに載りはじめるには「いいね」や「保存」「コメント」などしてくれる質のいい1,000フォロワーを獲得する必要があります。
何の属性のアカウントなのかInstagramにジャンル認知してもらう
アカウント運用の基盤の1つとしてInstagramに何の属性のアカウントなのか?認識してもらう必要があります。
Instagramに何の属性か認識してもらえれば「おすすめ」や「発見タブ」で取り上げてもらう時に同ジャンルのユーザーや興味関心のあるユーザーの発見タブに露出される様になります。
・一貫性を持ったテーマでアカウント運用を続ける
・投稿コンテンツのキャプションやハッシュタグに属性を認識してもらうためのキーワードを入れる
・同じ属性でフォロワーの多いアカウントをフォローする
・自社アカウントのテーマとなるハッシュタグをフォローする
・同じ属性ではない投稿などは見ない、エンゲージメントしない※どうしてもしたければサブ垢を作ってやりましょう
など
既存フォロワーのリーチ率や保存率を意識する
おすすめに載るには、第一に既存フォロワーのホームでフィード投稿を見てもらう事です。
既存フォロワーのリーチやインプレッションが低いという事は、魅力がない、興味がない投稿コンテンツであると言われている様なものです。
リーチやインプレッションが低ければ当然ですが、目先リーチ、インプレションをあげることに注力します。
これはフォロワーとコミュニケシーョンを取らなければ解決しません。
ストリーズで質問箱やアンケートなど行うこと、またはDMでやり取りを行い交流を持つことなど積極的に行動した方が良いと言えます。
※投稿を見てももらえない、エンゲージメントも見てもらえない様なフォロワーであればアカウント運用に悪い影響を与えてしまうので貢献してくれなさそうなフォロワーは獲得しない事をお勧めします。スパムの様なアカウントが無駄にフォローしてくる様な事もありますがその場合はフォロワー削除することをお勧めします。
次にやることは保存率をあげる事です。
Instagramで最も重要な指標は「保存」です。保存率が良いと発見タブやおすすめに表示されやすくなります。
保存は後で見返したくなる様な投稿コンテンツを提供することが重要です。
保存率をあげるためにはブランドや商品と関連したノウハウ、How to、課題や悩み解決してくれる様な投稿コンテンツが効果的です。
特に顧客自身が抱えていると思われる、より具体的な課題や悩みなどを解決する投稿コンテンツは非常に良い反応が得られます。
また既存フォロワー用に向けてもフィード投稿は必要です。
ここでも既存フォロワーが喜んでくれる様なジョブやニーズを解決する投稿コンテンツが有効です。
フォローしてもらうためのプロフィールページ作り
プロフィールページを見に来てくれた場合、プロフィールと投稿コンテンツを見て自分にとって関連性が高いと判断した時にフォローしてくれます。
そのためアカウント名、アイコン、プロフィール文、投稿コンテンツはしっかり作っておく必要があります。
アカウント名 : はじめてプロフィールページを見に来てくれた人が一目でこのアカウントはどんなアカウントなのか分かる名前とその後ろにキャッチコピー的な一文を入れておくと分かりやすいです。
アカウント名ですがビジネスだと分かる様な企業名、ブランド名、商品名などの名称はスルーされやすい傾向があるので工夫が必要です。
アイコン : パッと見た時に「〇〇〇だ」と分かる様なアイコンがお勧めです。
1枚の写真に複数の情報が詰め込まれた様なアイコンだと非常に分かりづらく覚えてもらえないのでそう言ったアイコンは避けましょう。
例えば色々と映っている様な風景写真などは✖です。企業アカウントであればロゴなどがお勧めできますがビジネス色が強く出てしまう様なものだと嫌われやすいので注意が必要です。
1枚の写真に1つの物が映っている程度が一番認識してもらいやすいと言えます。
プロフィール文 : ターゲットへ向けて、どんな情報を発信しているのか?このアカウントをフォローすると何が自分におこるのか?何が得られるのか?などを明確にしたプロフィールを作成します。
投稿コンテンツ : Instagramの初期はインスタ映えなんかが流行りましたが、今では映える投稿よりもユーザーの課題や悩みを解決する投稿の方が保存などエンゲージメントされやすい傾向かあります。
より具体的な悩みや課題を解決する様な投稿に搾った方が保存やいいねされやすいです。
なぜ発信する情報を絞る必要があるかというとInstagram上にはすでに様々な情報で溢れています。
ありふれた情報はユーザーの多くは見慣れているため差別化できる様なより細分化した情報の方が興味を持ってもらいやすいと言えます。
戦略設計・アカウント運用・クチコミ創出まで我々にお任せ下さい
ソーシャルメディア・SNSマーケティングで企業の目的を達成するならクチコミ創出、媒体特性やアルゴリズムを理解した上でのアカウント運用、ユーザーのニーズやジョブを解決するコンテンツ提供、フォロワーとのコミュニケーションが重要です。これらの基盤はアカウント設計と言っても過言ではありません。
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