UGC活用やUGC創出について

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UGC(User Generated Contents)とは?クチコミ投稿

UGCとは : User Generated Contentsの略でユーザーが生成したコンテンツを指します。
2007～2008年頃から言われていた名称で、SNSに投稿されたコンテンツやブログ、ECサイト、クチコミサイトなどのレビューなど制限のない多角的なクチコミ投稿がUGCになります。

UGCと似たCGM(Consumer Generated Media)と混合していた時期もありましたが、CGM(Consumer Generated Media)とは限定されたカテゴリで作られたメディアにユーザーが投稿するコンテンツのことを指します。分かりやすい例を挙げるとグルメサイトやコスメサイトに投稿するクチコミがCGMです。

twitterやinstagramに創出されているUGCで事例を確認

twitter検索で商品名やブランド名で検索するとそれらについて言及している様々なタイプのクチコミツイートが確認できます。
instagram検索でも同様に商品名やブランド名で検索すると写真や動画と商品やブランドのハッシュタグをつけたクチコミ投稿が表示されます。

twitterもinstagramも同様に投稿内容と関係ないハッシュタグをつけて投稿するユーザーがいるので関係ない投稿も検索結果に表示されてしまいますが、顧客が商品やブランドについて思っていることなどが投稿に反映されています。
企業のご担当者は自社商品やブランドがどの様なことが語られているか?調べてみると今後の商品開発や広告戦略、マーケティングなどに活かすことができます。

UGC活用例

(例)
・広告のクリエイティブに利用
・店舗やECサイトの購入者へ同梱するチラシや冊子などに利用
・企業のECサイトの商品ページにクチコミとして掲載
・複数のUGCに手を加えて自社の投稿コンテンツとして利用
・instagramのサードパーティー製のアプリを使用してリポスト
など

クチコミは購買に大きく影響を与えているので色々な所で活用することは不可欠です。

UGCの著作権

UGC利用には注意が必要です。
基本的にSNS上に創出されているUGCは投稿者に帰属しているため、それらを使用する場合は許可を得ていなければなりません。
すでに許可なく使用していて所有者から削除依頼があった場合は速やかに従わなければなりませんので使用する場合はは必ず許可を取ることをお勧めします。

インフルエンサーによるUGC

一般ユーザーがブログやSNS、ECサイト、クチコミサイトなどでクチコミをすることに意味があるUGCですがSNSでフォロワー数の多いインフルエンサーにUGCを依頼する手法もあります。

インフルエンサーの手によるUGCの多くは対価をもらう代わりに、実際に商品を使用した感想などをUGCにすることが一般的なので、インフルエンサーのファンに商品レビューが伝わる事でしょう。

ただしインフルエンサーによるUGCを好意的に思っていないユーザーも多く、インフルエンサーから広告をわざわざ見せられている様な気分になって嫌悪感があると言った意見もあるため、逆効果になってしまうこともあるかもしれません。

インフルエンサーを起用する場合は1ショットのUGCを依頼するのではなく、フォロワーの記憶から紹介した商品が忘れられそうなタイミングにまたUGCを創出してもらうなど一定期間契約して期間内に複数のUGCを創出した方が認知から購買までの態度変容もおこる可能性も高まります。
インフルエンサーが紹介して即購入してもらえるケースも多々ありますが、人がものを購入する時は購買行動があるのでそこを考えて起用したいものです。

UGC創出の施策

UGC創出の施策を考えるためにUGCの分析は必要不可欠です。
UGCが言及されている内容、シーン、タイミング、文脈、感情、きっかけで創出されているかなどを分析します。

また自社のクチコミだけではなく競合商品やブランドのクチコミや商品と同一カテゴリのクチコミなどを収集して分析することもUGC創出の仕組み作りのヒントが得られるだけに留まらず商品開発やマーケティングのヒントとして得られます。

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