分析の基本的な考え方/Twitter、Instagramマーケティングで自社の投稿を分析する方法

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分析は目的によって見るところが異なります

データ分析は収集できる数字や媒体側が提示している数字をただ見るだけでは意味はありません。
データ分析の基本は何が知りたいか?目的によって収集するデータは異なります。

非常に簡単に説明しますが例えばtwitterで投稿したコンテンツがどれぐらいの反応があったか?知りたければ投稿コンテンツに対する「いいね」「RT」「引用RT」「リプライ(返事)」などのエンゲージメントを見れば分かります。

投稿コンテンツがどれぐらい見られているか?知りたければ「インプレッション」を見るば分かります。
ものすごく簡単な説明ですがこの様に知りたい事や関連するデータを見れば分かります。

むやみに収集できるデータを引っ張ってきて並べて数字と睨めっこする様な無駄な時間を過ごすよりはこのように知りたいことのために収集すべき項目のデータを基に分析することをお勧めします。

データ収集

本来「何が知りたいか」を決めてからデータ収集をしますが、今回はtwitterやinstagramが提供しているデータ収集とそのデータから分かる事を解説します。

Twitterアナリティクス

PCの画面で説明します。
ページの左側の一覧にある「もっと見る」⇒「Creator Studio」⇒「アナリティクス」⇒画面左上部にアナリティクス、ホーム、ツイート、詳細と並んでいる所にある「ツイート」を押すとツイートした一覧とインプレッション、エンゲージメント数、エンゲージメント率が表示されます。※2022年10月現在

このデータは日付を指定して「データをエクスポート」で「by tweet」「by day」を選ぶとCSVでダウンロードできます。文字化けすることがあるので個々に変換しましょう。

またこの画面を開かなくてもツイートの下に左から「返信」「リツイート」「いいね」「表示」「共有」とマークで表示されているので、その中にある「表示」をクリックするとそのツイートのアナリティクスが表示されます。そこで分かった数値をエクセルやスプレットシートなどに入力していきます。

instagramインサイト

プロフィールページ⇒右上部にあるハンバーガーメニュー(三本線)⇒インサイトをクリックするとインサイトページが開きます。※インサイトページの入り口が変更されている場合もあります

概要が開きます。
概要ページでは「リーチしたアカウント数」「アクションを実行してくれたアカウント」「合計フォロワー」が確認できます。

その下には「あなたがシェアしたコンテンツ」があるので「すべてを見る」をクリックするとのこれまで投稿したコンテンツの数値が確認できます。※instagramインサイトはビジネスプロフィールの設定が必要となります

またTwitter同様にinstagramでは投稿コンテンツの下に「インサイトを表示」とあるのでそこをクリックすると詳細のデータを確認することができます。そこで分かった数値をエクセルやスプレットシートなどに入力していきます。

データ評価・分析

今回はTwitterあなりてクスから収集できるデータをエクセルに記入してそれから分かるデータ分析方法を解説します。

以下はtwitterアナリティクスからダウンロードしたデータを見やすく纏めたもです。

ダウンロードしたデータのインプレッションやエンゲージメント、リツイートなどの各項目に中央値を作ります。

今回の分析目的はツイートの反応数や反応率を知り反応の良いツイートの傾向分析をして、反応の良いツイートを増やすことです。

中央値を作ったので中央値以上のツイートはGOODツイート、中央値よりも下のツイートはBADツイートとして評価します。共に数と率で評価します。

なぜ反応数や反応率をみるかというと、twitterのバイラルは「いいね」「RT」などのエンゲージメントを大きく評価すると言ったアルゴリズムがあるので「いいね」「RT(リツイート)」などのエンゲージメントを重要指標としました。

反応の良いツイート、悪いツイートが分かりました。
次エクセルでソートをかけて反応の良いツイートだけ表示します。

良いツイートを表示させたら投稿内容を全て見てみます。すると傾向などを分かってきます。
例えば「共通して同じキーワードが入っている」「文章が長め」「ツイートの冒頭のキャッチコピーがある」「画像や動画のある投稿が伸びている」など傾向が分かってきます。こうして得られた事を次のツイート等に活かします。
また悪いツイートも同じように分析して傾向を掴み反応の悪いツイートにならない様にツイートを考えます。

アカウントの成長をーに欠かせないフォロワー数を伸ばしたいのであればTwitterアナリティクスで見れるプロフィールアクセス数とインプレッション数で割合を出します。これでプロフィールアクセスの割合が分かります。
次に新しいフォロー数からプロフィールアクセス数の割合を出せば新しいフォロワーのフォロー率が分かります。
フォロワーになってくれるためにはプロフィールページを見てもらわなければフォローしてもらえる事は少ないのでプロフィールアクセス数を伸ばすために「このアカウントの人どんな人なんだろう?」と思わせる様な投稿や「他にどんな投稿してるんだろう?」と興味を持ってもらえる様な投稿コンテンツの作成や施策などを考えて実行します。

この様にTwitterもInstagramも同様に分析します。

競合や伸びているアカウントの投稿コンテンツを分析して参考にする

データが収集できる自社の投稿コンテンツの分析だけでなく、競合の投稿や同ジャンルのアカウントで伸びている投稿を洗い出し、競合の伸びている投稿などを客観的に見て傾向分析します。

客観的な視野で競合や伸びているアカウントの投稿を見ることで傾向を見つけることができるのでそれらを参考にして自社で投稿するコンテンツに活かします。

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