SNSマーケティングで得られる効果とおすすめに表示させるためのアルゴリズム攻略

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スタンダードとなったSNSマーケティングの一般的な活用目的と向いている役割

企業の多くがSNSを利用した情報配信や広告、PR、マーケティング活動を行っていることからマーケティングのスタンダードを確立したソーシャルメディア・SNSマーケティングですが、企業が利用するその目的は商品やブランドの認知、興味喚起、理解促進、フォロワーとのコミュニケーション、ロイヤルティ向上、クチコミや顧客の声の収集と分析など様々です。

多くの企業の最終目的は「売上」ですが、SNSは認知、興味喚起、好意・信頼の向上に向いているので顧客がモノを買う時の要素の1つとしてSNSマーケティングは欠すことのできない存在になりました。

SNSマーケティングで得られる効果

広告や広報、マーケティング部門の役割は広告配信やPR、マーケティング活動によって顧客の意識・行動・態度変容をおこしてもらうための活動です。

twitter(x)やinstagram、TikTok、LINEなどのSNSはユーザーの利用用途は友達や興味関心で繋がる知り合いとの交流の場所であり、ユーザーが起因した投稿コンテンツはユーザーのフォロワーへ伝わり拡散されていけばフォロワーのフォロワーへと情報伝播して広がります。

SNSではユーザーが投稿するクチコミが認知や興味喚起や企業の公式アカウントの投稿やコミュニケーションによって好意・信頼獲得など効果的です。

こうした効果から認知、ブランディング、コミュニケーション、熱いファンの構築などの施策に向いています。

SNSの特性を活かしてマーケティングファネルに当てはめる

SNSに限らずマーケティングする時にAIDMAやAISASなどのマーケティングファネルにメディアの特性を考えてメディアに役割を決めて当てはめていきます。主に認知、興味関心までの意識、行動、態度変容に期待がもてます。
※以下の図はマーケティングファネルに当てはめた一例になります

主要メディアは「ペイド」 「オウンド」「シェアード」 「アーンド」の4つに分けられ、それぞれに長けている所があるのでそれぞれに役割を持たせて施策を考えます。

ペイドメディア」は広告はお金で配信場所や配信量を買うことができるので大量認知に有効です。
オウンドメディア」は公式サイト、商品やブランドのコンテンツサイトで商品やブランドに関する理解促進などに有効です。
シェアードメディア」はtwitter(x)やinstagram、TikTok、facebook、LINEのSNSやECサイトなど一個人が起因したクチコミやレビューによって認知、興味喚起、好意、信頼に有効です。
アーンドメディア」は企業がコントロールできない新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの4マス等のPRで興味喚起、好意、信頼に向いています。
SNSのクチコミやレビューサイトのレビュー等も同様にコントロールのできないメディアになりますが一個人が起因するメディアではなく媒体力のあるメディアとして分類しています。

SNSマーケティングで自社アカウントを伸ばすには投稿が表示されるアルゴリズムを知ること

投稿コンテンツが表示される仕組みを知る(表示されるアルゴリズムの基本を知る)

twitter(x)やinstagram、TikTok、facebookなどのタイムラインやフィードに表示される投稿コンテンツはそれぞれ仕組みが異なります。公式発表しているSNSもありますがごく一部の内容であり基本的な事のみ公開していると思われますからそれ以外は推測や傾向分析した結果から判断するしかありません。

SNSでは投稿がフォロワー外のユーザーにおすすめ表示されることで爆発的なフォロワー獲得やエンゲージメント率向上も期待が出来ます。そのために投稿コンテンツが表示される仕組みを知り投稿コンテンツの質を高め、徐々にアカウントを成長させるためのアカウント運用を心掛けます。

twitter(x)、instagram、TikTokが公式で公開しているおすすめに表示されるためのアルゴリズムの一部を紹介します。

twitter(x)おすすめ投稿表示

twitter(x)のタイムライン表示は「おすすめ」と「フォロー中」の2つがあります。
一般的にユーザーが多くは「おすすめ」を見ているので抑えておきたいポイントです。

おすすめは候補⇒ランク付け⇒フィルタリングの順でおすすめにポストが表示されます。
フォローしているユーザーとフォローしていないユーザー半々から推奨されるポストが候補となる⇒いいね、リポスト、返信、滞在時間、プロフィールページ閲覧後のいいねや返信などがプラスとなりスコアリングされてランク付けされる。報告やブロック、ミュートなどのネガティブなアクションは大幅減点のポストとなる⇒ミュートやブロック、報告などのネガティブフィードバックされた投稿や一人のユーザーに偏らない様にフィルタリングや除外等されておすすめポストが表示される仕組みです。

以下はTwitterが公開したおすすめ投稿に表示されるアルゴリズムの解説がされています
Twitter’s Recommendation Algorithm

フォロー中はフォローしているユーザーの投稿が時系列で表示されます。

instagramのおすすめや発見タブの投稿表示

Instagramではフィード、ストーリーズ、リール、発見タブに投稿コンテンツが表示されます。
フィードはフォローしているユーザー投稿とフォロー外のおすすめ投稿、ストーリーズはフォローしているユーザーのみ、リールと発見タブはフォローしていないユーザーの投稿が表示されます。※全てに広告は表示されます。

フィードはフォローしたユーザーの投稿が基本的に上位に表示されますが、フォローしているユーザーであってもやり取りがなかったり投稿の閲覧時間やエンゲージメントしない場合は表示されにくくなります。
フィードに表示されるために重要な事は投稿の閲覧時間、保存、コメント、いいね、シェア、プロフィール写真のタップ、投稿したユーザーとのやり取りやコミュニケーション重要視されてフィードに表示されやすくなります。

ストーリーズはフィード同様のランク付けをしており、エンゲージメントやコミュニケーションがなければ一番左側に表示されません。

リール発見タブは同様のランク付けをしています。
Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。発見タブやリールはその役割を大きく担っています。

リールや発見タブに表示させるには、一貫性のある投稿コンテンツを提供する、フィードで投稿した時間から初速でより多くのいいねや保存、コメント、シェアなど獲得しエンゲージメント率を向上させる、フィードやストーリーズ投稿の閲覧時間を出来るだけ長くする、フォローまたはフォロー外のユーザーであってもやり取り・コミュニケーション取る、自分と同ジャンルの投稿にいいねや保存、コメント、シェアなどをして自分のジャンル認知をinstagram側に送る、ジャンルを認識してもらうために自社アカウントのジャンルのハッシュタグをつける、ジャンルにもよりますがフォロワー数が1,000人以上いること。

発見タブに表示される事で爆発的にフォロワー数やエンゲージメント数が増えますが発見タブに表示されるために、まずはフォロワー1,000人以上獲得しなければならないハードルがあります。ジャンル的に競合が多い場合は1,000人ではなく10,000フォロワーじゃないと表示されない傾向があります。

ただしフォロワー数に拘り過ぎてほとんど利用のないアカウントやエンゲージメントもしてくれない、投稿コンテンツの閲覧もしてくれず素通りする様な質の悪いフォロワーはエンゲージメント率を低下させてしまいアカウント運用の阻害要因になるので必ず関わり合いがありそうでエンゲージメントしてくれそうなフォロワーを獲得してください。

そのためフォロワーを獲得できるまではユーザーが求めている質のいい、ためになりそうな知識、How to、ノウハウ等の情報系コンテンツなんか受けが良いです。ただしすでにこうした情報もレッドオーシャンなのでInstagram内で同ジャンルのアカウントでエンゲージメントの良い投稿や伸びているアカウントを分析すると良い気付きが得られてアカウント運用の参考になるかもしれません。

以下はinstagramが公開した投稿を表示させるためのアルゴリズムの解説です
Instagramの仕組みを解き明かす

TikTokのおすすめや探すタブの投稿表示

TikTokの投稿コンテンツは「友達」「フォロー中」「おすすめ」に表示されます。
TikTokを開くと「おすすめ」が開き動画が流れます。この「おすすめ」に動画が表示される事でエンゲージメント率が向上したりフォロワー獲得出来るので重要なタブです。

TikTokは特殊で例えアカウントを立ち上げたばかりであっても投稿が多くのユーザーに表示され多くのエンゲージメントも獲得できるSNSです。

TikTokはフォロー、いいね、コメント、閲覧時間、再視聴、興味ありません、スキップした動画などのTikTok内におけるユーザー行動を基にフィードに投稿コンテンツを表示させるかを決定します。
また探すタブで検索した投稿コンテンツのキャプション内キーワード、サウンド、ハッシュタグ、エフェクトや内容(トランスクリプトなど)にあるテーマとトピックを使用してどのオーディエンスに検索やおすすめに投稿コンテンツを表示するも決定します。
またTikTokが推奨しない投稿コンテンツは一度観た投稿コンテンツ、重複・コピーコンテンツ、スパム、ポリシー違反したコンテンツなどです。

Instagramやtwitter(x)などと同様でユーザーに求められている質のいいコンテンツはおすすめや探すタブに表示されやすいと言えます。

TikTokのアルゴリズムが重視しているポイントは動画再生から3秒で離脱されない飽きないコンテンツ、投稿コンテンツの閲覧時間、トレンド曲を使う、対象者が観ている時間に投稿、できるだけ多く投稿すること、新しい機能の使用、探すタブにおけるTikTok SEOなどです。

以下はTikTokが公開したおすすめに投稿を表示させるためのアルゴリズムの解説です
TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み

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