SNSをオウンドメディアとして活用する方法

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オウンドメディアとは

企業が運用するwebサイト、メルマガ、ブログ、SNSアカウント、動画やライブ配信チャンネル、カタログ、パンフレットなどの形態に関わらず自社でコントロールできる情報を発信しているメディア全ての総称を指します。

SNSをオウンドメディアとして活用する場合の目的と戦略設計

オウンドメディアを提供する企業の目的は売上、ブランディング、公式サイトやECサイトへの流入、リクルートなどが一般的で戦略設計をしてから運用する必要があります。

オウンドメディアの主な戦略設計は以下です。
目的設定⇒ターゲット設定⇒ペルソナ設定、カスタマージャーニーを作成⇒コンテンツマップの作製⇒コンテンツ制作が主な流れで分析を行いながら改善していきます。

SNSをオウンドメディアとして利用する場合も売上やブランディング、商品認知、公式サイトやECサイトへの誘致などを最終的な目的としています。

SNSをオウンドメディアとして利用する場合も戦略設計は必要です。これはアカウント設計と同義です。
目的設定⇒ターゲット設定⇒投稿内容設定⇒コンセプト設定⇒投稿が主な流れで分析をしながら改善を行い成功法へ近づけます。

またSNSの場合、目的をフォロワー獲得やいいね数に設定している企業も多いですが目的をゴールとして導線設計もしておいた方が良いです。

SNSをオウンドメディアとして利用した場合の情報の届きかた

アカウント運用は1対nの情報発信でフォロワーにしか情報は届きません。
1対nの情報発信はフォロワー数に依存してしまいます。
その他にはSNS内検索や媒体のアルゴリズムによっておすすめに表示されて情報と接触してもらえる可能性はあります。

instagramを例で言うと一定のフォロワー数を獲得出来ていてエンゲージメント率が良い場合、投稿コンテンツが「発見タブ」に載ります。
発見タブに載ることによって爆発的にリーチ数、いいね数、保存数やフォロワー数などが上がる傾向があります。この様に媒体によってはフォロワー数に依存せずアルゴリズムによって情報が届けられる可能性があります。

またtiktokもアプリを開くとおすすめ/フォロワーと切り替えて投稿コンテンツが閲覧することができますが、基本的におすすめの動画が流れて来る仕様になっているため、投稿コンテンツが面白ければフォロワー数に余り依存せず情報を届けることができる媒体であると言えます。

とは言ってもエンゲージメント率は媒体にとって重要な指標になるため企業アカウントに協力的な質の良いフォロワーを獲得することは大切です。

リーチ数やいいね数に貢献しない非協力的なフォロワーはいらない

1対nの情報発信はフォロワー数に依存してしまうため、フォロワー数を目標にしてしまいがちですがフォロワーの数だけ追うのではなく企業アカウントの投稿に協力的で良質なフォロワーを獲得することが重要です。

なぜフォロワーの質が重要か言うと、安易に集めたフォロワーのほとんどはインプレッション、リーチ、いいねなどに貢献してくれず、結果的にSNS媒体のアルゴリズムで重要指標であるリーチ数やエンゲージメント率に大きく影響が出てしまうからです。

オウンドメディアとして良質なコンテンツ提供するには

SNSをオウンドメディアとして利用する場合、アカウント設計と同義で設計が必要です。
戦略設計は目的設定⇒ターゲット設定⇒投稿内容設定⇒コンセプト設定⇒投稿が主な流れで分析を行いながら成功法へ近づけます。

例えばターゲットとペルソナを設定して商品やブランドと結びつく課題や悩み、どの様な情報が求められているかを調査して投稿コンテンツを作成し投稿後7日程度のデータを収集して分析をします。

また競合や同一カテゴリで伸びているアカウントなどを探して、どの様な投稿が伸びているのか?など調査、分析していくと伸びている投稿に共通項など発見がありヒントを得ることができます。

ただし1対nの情報発信はフォロワー数に依存してしまうため多くのユーザーに情報は届きません。
そのため媒体のアルゴリズムなど研究してより多くのユーザーに見てもらうためにどの様にすれば良いか?など考える必要があります。

例えばinstagramで3万フォロワーいてもフィード投稿はフォロワー数に対して良くても50%程度しかリーチしないとと思われます。しかし発見タブに載る事によって5万、10万人にリーチすることは出来て、いいね数や保存数、フォロワー数があがります。
この発見タブに載るにはアルゴリズム攻略をすることが重要です。以下のコラムを参照ください。

例)instagramでオウンドメディア活用されている企業の事例

インスタグラムを利用している企業アカウントでオウンドメディア活用されている実例を見ていきたいと思います。※弊社が支援させていただいているブランドではありません

マイプロテイン公式JP
プロテインだけ飲んでいると飽きてしまうものです。
飽きさせないためにプロテインを使った味わい方などを提案してくれています。

プロテインでアイスを作ろうと題して「アイスの作り方」を複数枚の画像で紹介したり、マイプロテイン製品を使った「焼かずに作れる!ナッツバー」の作り方をを動画で紹介しています。

京都観光グルメ【公式】Kyotopi[キョウトピ]※写真左

京都の観光スポットを紹介しています。京都へ旅行へ行く際に行きたい場所を見つける時に参考になります。

【公式】京都グルメならキョウトピ グルメ ※写真右

京都のグルメを紹介しています。京都へ旅行へ行った際に楽しみの一つである食事の行きたいお店を見つける時に参考になります。

EIGHT DESIGN ※写真左2つ

名古屋と東京の建築デザイン事務所でEIGHT DESIGNさんが手掛けた建築デザインを紹介していて住宅&店舗などの無料相談やっている様です。

LIPS(リップス)-コスメ・メイク動画 ※写真右2つ

プチプラからデパコスまでLIPSさんのオススメコスメ情報が提供されています。コスメの詳細や使用感なども載っていて購入する時の参考になります。

BONIQ

自社低温調理機BONIQを使ったレシピなどを画像と動画で紹介しています。

様々なブランドが顧客ニーズを考えてtwitterやinstagramなどのプラットフォームを活用してオウンドメディアを発信しています。

オウンドメディアの投稿コンテンツを企画するためにニーズを探る

2例ほど紹介します
■Googleアナリティクスやサーチコンソールの活用
①webサイトへ流入している検索クエリを調べる
②検索クエリの一覧から商品やサービスと関連がありビジネスと関連高いクエリを洗い出す
③洗い出したクリエの検索ボリュームから需要を調べる
④どういった背景や意図があって検索したか?仮説を立て投稿コンテンツを企画する

■SNS検索で顧客の声を聞く
①twitterやinstagram等のSNS検索でエゴサーチをしてUGCを確認、または競合や同一カテゴリの商品など言及している投稿コンテンツを確認
②投稿されている内容から課題やお困りごとなどニーズを見つける
③課題やお困りごとの意図や背景を考えて投稿コンテンツを企画する

ブランドメッセージやカテゴリーエントリーポイントを届ける

オウンドメディアは顧客の課題や悩みだけを提供するだけではありません。
ブランディングを目的としている場合、ブランドメッセージやブランドを想起するきっかけなどを訴求することも重要です。

2018年に朝日新聞出版から出版されたバイロン・シャープ「ブランディングの科学」ではブランドとカテゴリを繋ぐ入口をカテゴリーエントリーポイント(Category Entry Points:CEP)と表現しています。
簡単に言うと購買する時にブランドを想起するきっかけを指します。

例えば「東京ドームシティー」のカテゴリーエントリーポイントは遊園地、デート、食事、買い物、野球など人によって想起するポイントがあります。想起する数が多ければ多いほど購買に繋がりやすいと言えます。

こうした想起する入り口となるきっかけをSNS上で訴求すれば、これまで気付いてもらえなかった顧客との接点を持ってもらえる可能性が高まります。

この想起してもらうためのカテゴリ作りは、UGCを分析することの他に購買時に想起するポイント(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、何を)を考えるとアイディアが創出されます。

戦略設計・アカウント運用・クチコミ創出まで我々にお任せ下さい

ソーシャルメディア・SNSマーケティングで企業の目的を達成するならクチコミ創出、媒体特性やアルゴリズムを理解した上でのアカウント運用、ユーザーのニーズやジョブを解決するコンテンツ提供、フォロワーとのコミュニケーションが重要です。これらの基盤はアカウント設計と言っても過言ではありません。
クライアント様がご希望される課題やお悩みを解決する支援をしています。

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